【11月13日(金)】「分子シミュレーションから連続体力学へ」 ウェビナー開催のご案内- Nによる材料設計の新潮流 -

 

株式会社メカニカルデザインでは、Abaqusを中心とするSIMULIA製品、ならびに分子シミュレーションソフトウェアである BIOVIA・Materials Studioの代理店業務を行っています。

 

今回、分子シミュレーションをご専門とする九州大学・山本智教授、およびダッソー・システムズ株式会社・桑原理一氏(博士(工学))を講師に迎え、「分子シミュレーションから連続体力学へ」と題し、ウェビナーを開催致します。

 

  • 開催日:2020年11月13日(金)
  • 時間:14:00 ~ 17:00
  • 参加費:無料
  • Zoomのウエビナー登録を事前にお願いいたします。

※同業者の方は参加をお断りしております
 

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申込期限 2020年11月12日(木)10:00

 

「分子シミュレーションから連続体力学へ」
- マルチスケールモデリングによる材料設計の新潮流 -

 

構造解析による設計シミュレーションが十分に普及した現在,残されている最大の難関は、先端領域における材料モデルの実用的な構築にあります。このような領域では、試験方法がない、試験片が用意できないといった運用上の問題に加え、構成則そのものが明瞭でない場合も少なくありません。

 

損傷や破壊など、学問としては既に成立していながら、環境条件による挙動の千差万別に阻まれ、実務運用が十分でない分野に対しても、災害や過酷事故への対応など、シミュレーションの需要は高まる一方です。

 

そのため今日では、必要とされる材料データが何故そのような物性になるのか、ミクロな視点からは材料はどのように振舞うのかを、原理原則から考える方法論が望まれるようになってきました。第一原理計算や分子動力学計算など、分子を対象としたシミュレーションはその代表的な手法です。材料内部で起こる現象を推測し、さらに高機能な材料を開発することを狙いとする試みが見られるようになってきています。

 

しかしその一方においては、製品の最終イメージに対してこれらの手法が扱うスケールが小さ過ぎるため、異なるスケールを克服して繋ぐためのマルチスケールモデリングの重要性が従来から指摘されてきました。今日、大規模な分子シミュレーションが可能になってきたとはいえ、製品設計に単純に応用することは難しく、マルチスケールモデリングの視点から、ソフトウェア群の選定に多くの工夫が必要です。

 

これらの課題に対して、今回は以下のテーマについて解説します.

 

エポキシ系接着剤の分子シミュレーション 14:10~15:10

講師:九州大学・山本智教授

接着技術の向上のためには、接着現象をマルチスケールで理解し、理論的な裏付けの下に硬化プロセスの最適化あるいは高性能化に向けた接着剤の分子設計を行うことが重要である。エポキシ系接着剤について、硬化反応メカニズム、反応の空間不均一性,硬化物の熱・力学特性、被着体との界面状態などを分子スケールで理解することを目的に全原子および粗視化分子動力学(MD)シミュレーションを適用した事例を紹介する。

 

BIOVIA Materials Studioによる分子シミュレーション 15:15~16:00

講師:ダッソー・システムズ株式会社・桑原理一氏

BIOVIA Materials Studioは、樹脂などの有機材料、金属・半導体などの無機材料、それらの界面を含む複合材料などの研究のための、原子スケールからメソスケールに対応するモデリング・シミュレーション環境である。本講演では,特に接着剤のシミュレーションに向けた、量子力学、分子動力学、粗視化分子動力学計算と、それらの応用として、架橋構造作成や各種物性計算のための自動化ツールをご紹介する。

 

Abaqusによるマルチスケールモデリングのためのシミュレーション 16:05~16:50

講師:株式会社メカニカルデザイン・小林卓哉

BIOVIAとの連携を踏まえて,Abaqusの有限要素法による構造解析シミュレーションを紹介します。

 

○ 破壊,亀裂進展への応用(複合材料における破壊)
http://www.mech-da.co.jp/services/files/frp_crack_r1.mp4

繊維強化プラスチック(FRP)の母材破壊と界面損傷の解析を対象として、FRPのミクロスケールモデルを対象に、母材の破壊、および母材-繊維の界面損傷をAbaqusでモデル化した.初期き裂が母材内を進展していき、母材-繊維界面でしばらく停留した後に、界面がはく離する過程である。本例は東京理科大学・松崎亮介先生による界面はく離モデルをベースとし。XFEMによる母材破壊を加えた検討結果である。

 

○ その他

  • マルチスケールモデリングのための均質化手法
  • Abaqusが用意する破壊モデル

皆様の御参加をお待ち申し上げます。

事前の資料配布を予定しております。
なお内容は予告なく変更になる場合があります。

 

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ダッソー・ システムズ

3Dソフトウェア市場におけるパイオニアであり、3DとPLMソリューションのワールド・リーダーであるダッソー・システムズ(仏)の日本法人です。
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