ダッソー・システムズ広報の佐藤です。 来年の年賀状が店先に並ぶ季節になりました。当社では、仏本社のクリエイティブ・チームが、毎年工夫を凝らしたデザインの Season’s Greetings (季節のお便り)カードを制作してくれます。11月いっぱいぎりぎりまで使ってデザインを検討しているようで、12月に突如に送られてくるダンボール群をあけるまで、何がやってくるのか皆目検討もつきません。その類まれなセンスと斜め上のクリエイティブ魂に「こう来たか!」と一同唸り、続いて郵便料金の計算に頭を悩ませるのがお約束です。
昨年末に本社から送られてきたカードはこちら。
写真ではわかりづらいですが、この白いカード、銀で文字が印刷されている、とても品のいいカードです。穴から覗く下の紙には、すっぽりと当社のCOMPASSのアイコンが型押しされています。カードをめくるごとに、穴がharmonyのoになり、horizonsのoになり、最後は2017の0(ゼロ)になって、その中にCOMPASSの型押しが鎮座する、という趣向。うーん、凝ってます。凝っていますが横幅が長すぎて定形外です。しかし、この年はまだ大人しいほうでした。
一昨年、つまり2015年末(2016年のご挨拶)に、と届けられたカードはこちら。
たたむとフラットになるのですが、ワンタッチで立方体になり、四層構造で奥行きが表現されるというゴージャスなバージョンでした。マルセル・プルーストの名言がさりげなくあしらわれていたりして。「発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。新しい目で見ることなのだ」 …恐れ入りました。
社内のストックをあさると、まだ出てきました。2014年末(つまり2015年のご挨拶カード)がこちら。
日本国内の定形郵便物の最小サイズは横9cm, 縦14cm。この届いたカードは横8.5cm、縦12.4cmでした。すなわち、小さすぎて送れないというまさかの展開。
なぜこんなに”ちんまり”としたカードが送られてきたのか。その答えが前年(2013年末、2014年のご挨拶)のカードにありました。満を持してラスボス登場。
じゃーん!かなりめでたい感じです。しかしあまりのスケール(20.8 x 20.8 x 9.6cm, 総重量136g)に、部内では「こたつの上でみかんいれるやつ」といわれ、社員には「こんなんかさばりすぎて送れるか!」とぷんすかされ、慌ててはがきを刷りなおしたという裏話が…
たかがカード、されどカード、常に可能性を追求し続ける、ってことですかね(ふぅ)
海の彼方のわれらが本社、今年はどんな可能性に満ちたカードを送ってくれるのか、いまから戦々恐々です。
ダッソー・システムズ広報 佐藤有喜子
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