Company NewsMay 2, 2017

【ダッソー・システムズ広報ブログスタート vol.1】ダッソー・システムズ広報の「大崎の西の庭先で」

    「ダッソー・システムズ広報の佐藤と申します」。
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ダッソー・システムズの東京オフィスはJR大崎駅新西口のThinkParkTowerにあります。建物の囲む緑が美しく、風が吹き抜ける気持ちのいい小道もあります。左の白い花はコデマリ。よーく見ると、花の真ん中に虫が止まっていて「ナカグロ」のようですね。

「ダッソー・システムズ広報の佐藤と申します」。

広報の職務の一つに、電話をかけて面会のアポイントをとる、というものがあります。しかし初めてのお電話では、十中八九、次のようなお返事を頂戴します。「恐れ入りますが、御社名をもう一度いただけますか?」 おお、まだ当社は世間に知られていないのだ…と、いくばかの落胆を隠しながら、「ダ ッ ソ ー ・ シ ス テ ム ズ」とゆっくり明るく復唱。だいたい2度目でお電話の向こうの方も事情を把握して下さり、ようやく担当部署へとつながります。さて、ダッソー・システムズを「佐藤」と同じくらい日本でポピュラーな、聞き返されることが全くない言葉にするには、どうしたら良いのでしょうか。

ダッソー・システムズの社名を初めての方に説明するときには、大きく三つの関門があります(当社調べ)。まず「ダ」を正しく発音すること。次に小さい「ッ」が存在する事実を伝達すること。最後に、ダッソーとシステムズの間に「ナカグロ(・)」を入れていただくことです。第一の関門が電話でも対面でも最も堅固で、私の観測範囲だけでも、「カタカナのタに点々」「バじゃなくてダです」「ダジヅデドのダ」など、個々の苦労がしのばれます。ダではじまる単語には「ダイヤ」「ダカール」「ダッカルビ」などがありますが、語頭の「ダ」はなかなか相手のスイートスポットに入りません。「カナダのダ」「五反田のダ」など語尾の「ダ」で攻めたほうが、突破口が開けるようです。次の関門も、「『タチツテトのツの小さいやつ』」以外の解決法があれば知りたいところです。「マダム・タッソーのタが濁って『ダッソー』」と説明し、第一、第二関門を連破したツワモノもかつておりました。第三の関門の「ナカグロ」は、仕事で文章を扱う方であれば「・」とすぐに変換できますが、必ずしも一般的な単語ではありません。「黒い点が間にはいります」というと、たまに「ダッソー.システムズ」と出力されてしまうこともあるので、気が抜けないところです。

これだけ社名の認知に四苦八苦している「ダッソー・システムズ」ですが、実はどうして「ダッソー」な「システムズ」なのか、社員でも把握している者は多くはないでしょう。「ダッソーがやってるシステムの会社」という回答が○といえば○ですが、ではダッソーとはどこのどちら様??長くなるので、その話はまた日を改めて。

申し遅れましたが、私はダッソー・システムズ広報の佐藤と申します。日ごろ会社の内と外の間で仕事をしている広報は、家でいえば縁側みたいな存在かな、と思っています。庭先をふと訪れてくださるお客様にお茶をお出しする、そんな心づもりでおりますので、しばし茶飲み話にお付き合いいただければ何よりです。

ダッソー・システムズ広報 佐藤有喜子

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