People ProfilesNovember 29, 2019

【私たちの働き方】 ワークスタイルの変化 広報Sato編

ダッソー・システムズは、全ての社員が輝いて働けることを目指しています。そのため、ライフイベントの変化にも対応できる就業環境の整備に向けて、コミュニティーやイベント交流を行っています。そこで今回は、当社のOsaki Officeで活躍されているSATO さんに働き方や仕事復帰に関する話を聞きました。
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ダッソー・システムズは、全ての社員が輝いて働けることを目指しています。そのため、ライフイベントの変化にも対応できる就業環境の整備に向けて、コミュニティーやイベント交流を行っています。そこで今回は、当社のOsaki Officeで活躍されているSATO さんに働き方や仕事復帰に関する話を聞きました。

―大学時代に何に力をいれられていましたか?

「言語に興味があったことと、『他人がやってなさそうなこと』への好奇心で、大学ではアラビア語を専攻しました。いざはじめてみると、極めて厳格な文法体系を持つアラビア語は、いい加減な自分の性格には全く合わず、常にギリギリでの進級でした。進級テストに受からず焦る夢に、いまでも年に1,2度はうなされます。」

―現在の仕事の詳細をできる範囲で教えて下さい

「2012年9月にダッソー・システムズに広報として入社し、以後ずっと広報業務についています。学生の方に入社いただくにしても、お客様に製品を買っていただくにしても、まずは当社の存在を知っていただかないことには始まりません。広報では、多くの人々に当社と当社の製品やサービスを知ってもらうことや、当社の存在意義や戦略を理解していただくことをミッションとしています。そのための手法として、オーディエンスの分析と理解、メッセージの策定、マスメディアやソーシャルメディアを使った情報発信、ビデオ制作などが業務となります。」

―なぜダッソー・システムズを選びましたか?

「『知る人ぞ知る』会社だったからです。実は多くの魅力を内に秘めていて、その魅力を広報の力で引き出す楽しさがありそうだと感じました。まだまだ伸びしろがあります。」

―「ライフイベントによるワークスタイル変化」の経緯を教えてください。

「2013年9月に突如、脳梗塞を罹患しました。緊急入院から一夜明けると、左腕と左脚を持ち上げることが全くできなくなっていました。幸い右手は動いたのでスマホで『週明けに予定していた出張はキャンセルします』と送ったことは覚えています。寝たきりから徐々に体を動かしはじめ、車いす生活を経て、自宅に戻れたのは2014年1月中旬です。自宅での生活に慣れるのに約1か月、会社には2月半ばから時短で徐々に復帰しました。左腕、左脚の麻痺は現在も残り、外出時は杖を併用しています。」

―仕事に復帰するため、職場からどのようなサポートをうけましたか?

「人事は入院時の早い時期から復職に向けての相談に乗ってくれました。また、復職してもすぐに100%稼働できるわけではないので、しばらくは時短や時差出勤をさせてもらいました。休職した前と同じ部署、同じポジションに戻れたのも大変よかったです。チームから一定期間、業務支援のサポートメンバーをアサインしてくれました。」

―QOLを向上させるためにご自身はどのような努力をしましたか?

「退院後は介護保険制度を使ってリハビリを継続しました。ケアマネージャーさんとリハビリ計画を組み、専門の療法士の方に定期的に指導いただくことで、身体機能をできる限り回復させていきました。また、罹患前と比べると疲れやすくなりましたので、早めに休むなどして、ケガや事故がないように気を付けています。」

―ダッソー・システムズが「チャレンジド」の仕事復帰に対する支援制度などありますか?

「会社が『長期障害所得補償保険』の適用措置をとってくれて、休職中の所得を心配せずに済みました。また、仕事に慣れるまでは時短勤務、時差通勤、検診日にお休みを取ることなど少しずつ業務に戻れるよう柔軟に対応してくれました。」

―仕事に復帰することに対する家族や友人の反応は?

「『無理のないように』とはいわれましたが、止められることはなかったです。あと、今回の罹患で生還できたのは幸運以外の何物でもなかったので『二度目はないぞ』とくぎを刺されました。」

―これから社会人になる学生へメッセージをお願いいたします。

「変化の大きい時代で仕事をする時には、自分自身にも、自分の所属する組織にも、ブレない軸が必要なのかなと思います。ダッソー・システムズはその点、『持続可能なイノベーション』『製品と生活と自然の調和』といったブレない軸のある企業ですので、ここに共感いただける方なら、充実した仕事生活を送れるのではないかと思います。」

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