参加チームにきいてみた。あなたのハッカソン体験は?

DX Hackathon運営陣は、最終プレゼンの1週間前に、参加各チームの学生たちと会う機会がありました。その時に、彼らが連携して共通のプロジェクトに取り組む中、体験して学んだことについて、いくつかの質問をしました。その回答から一部をご紹介します。

 

各プロジェクトの内容、進捗状況、期待する成果

チーム2のプロジェクトでは、私たちは水資源の消費量を考慮した、水を節約できるテーブルウェアの設計に取り組んでいます。学生達は、再利用やアプリでのトラッキングが可能なフィルムコーティングされたカゴ構造のランチボックスを設計しました。フィルムでランチボックスに食べ残しなどの汚れがつかないようにすることで、リサイクルを容易にし、紫外線殺菌も出来るようにします。さらにカゴ構造にすることで、生産時に水の使用を抑えられるだけでなく、輸送や使用にも耐え得る十分な強度を確保できると考えています。なおこのチームのメンバーの一人は、デジタル・トランスフォメーションの実現と設計した製品の構造シミュレーションを担当したそうです。

 

チーム3のプロジェクトでは、人間の生命維持に適した水中建造物を設計することで陸から離れた沖合で生活できるようにする計画に取り組んでいます。チームが一丸となり、プロジェクトの開始時に考えた構想に沿って、設計とシミュレーションの実現を目指しています。当日はこのチームの学生達は、特定の問題を革新的な方法で解決する建造物の設計とレンダリング結果を披露する予定です。

 

チーム4のプロジェクトでは、「波力の活用」をテーマに取り組んでいます。このチームは、波力も再生可能エネルギーの1つであることから、コスト効率や信頼性の高い電気に変換できると考えています。波力は、日本のような海に囲まれた環境では、電力供給に有効活用できる上に、他の水資源に関する問題も解決する可能性を秘めたエネルギー源の1つです。チームの学生達は海洋波エネルギーの変換と脱塩が可能な日本の海域を特定し、水圧に関する問題に取り組むというアイデアを打ち出しています。このプロジェクトのテーマから、今後の海洋波エネルギー・プロジェクトの開発海域に関する知見を、業界関係者や企業に提供できるのではないかと期待しています。またチームリーダーは、メンバーに構想を提供するだけでなく、それぞれの発想を自由に表現できるようにしました。バックグラウンドの異なるメンバーでチームが構成されているため、各メンバーが異なる経歴を持ち、異なる角度から問題を検証することができます。学生達は、問題に対処する際に、さまざまな専門分野からの見解や意見を参考にすることで、さらに効果的に良い点や改善点を特定することができると考えています。

 

チーム5では、プラスチックの使用削減に貢献する新しい自動販売機の開発に取り組んでいます。さらに、現在のコロナ禍における安全面も考慮し、自動販売機への接触頻度を減らす機能を採用しようとしています。このチームは、最も革新的なソリューションを発表しようとしており、近い将来、この種の製品が市場に登場することを期待しています。

 

エキスパートや他の学生との交流から学んだことをお話しいただけますか?

「チームの全メンバーが、それぞれの学歴や国籍によって異なる知見や興味を共有し、連携して共に取り組むことを楽しんでいました。健全な議論を行い、お互いに助け合い、それぞれのスキルの上達に伴い、共に成長して成し遂げるという観点から、慎重に一歩ずつ進めてきました。さらに、各チームリーダーのような専門家からのアドバイスが、各チームに道筋を示し、短期間でより優れた製品を開発できるよう考えを導いてくれました」

 

今年のテーマ「水資源の持続可能性」について、どう思いましたか?

チーム2のメンバーは、イベントに参加して水資源の消費量を計算した際、毎食時に1トン以上の水が使用されていることを初めて知ったそうです。

 

「水資源の持続可能性」というテーマは、プラスチックの使用削減を意識している人は多いので、環境問題について呼び掛ける上でとても良い視点です。このハッカソンを通じて、生命を維持するために必要な水の重要性が強調されています。ダッソー・システムズがこのハッカソンで目指しているのは、出来る限り水資源の無駄をなくして有効利用できる製品開発を実現することです。地球上で生き延びるために「水資源の持続可能性」の重要性がこのハッカソンを通じて伝えられています。

 

ハッカソンでの体験を通じて、ダッソー・システムズについて学んだことはありますか?

参加者は「ダッソー・システムズは大きな社会的責任を担い、人間を尊重し、差別をなくし、環境に貢献するという企業の価値を実践している企業」だと語っています。

 

一部のチームメンバーは、既にCATIAやSOLIDWORKSなどのダッソー・システムズ製品について既に知っていました。しかし、ハッカソンの期間中に、ブレインストーミング、ミーティング、プレゼン、製品設計、プロダクト・ライフサイクル・マネジメント、シミュレーション、検証など、さまざまな作業で可能な限り3DEXPERIENCEプラットフォームを活用したことで、ダッソー・システムズは機械設計や分析専用のソフトウェアを開発しているだけの企業ではないという理解が深まりました。

 

3DEXPERIENCEプラットフォームは環境というより、複数のチームが協力して、何か大きなことを実現するために活用できる完全なデジタル・プラットフォームです」

 

 

来年のハッカソンに参加する学生に向けて、何かありますか?

「サポート体制が万全なので、ちゅうちょせず参加して、楽しんでください」

「課題を解決する製品の開発を大いに楽しみながら、チームメンバーと友情を築いてください」

「来年のハッカソンで、実りの多い体験の瞬間があなたを待っています」

「ハッカソンは、単なる学びや作業の手段ではなく、チームメンバーとの時間を楽しみ、素晴らしい関係を築き、お互いに助け合って、共に目標を達成することができるイベントです」

「忘れられない思い出を作る良い機会にもなります」

 

以上

DX Hackathon 2021

DX (Digital Transformation) Hackathon 2021は、11週間のプロジェクト型のハッカソン大会です。参加者はチーム(1チーム5人編成)を組み、3DEXPERIENCE プラットフォームを使って課題解決に取り組みます。
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