クラウドDecember 14, 2017

【2017年末特集・毎日更新】これで丸わかり!?クラウドトレンド座談会~全10回~【第二回:円滑なコラボレーション】

~なぜ3Dエクスペエリエンス オン ザ クラウド?~ 共通言語としての3D   ■コラボレーションに必要な共通言語になる“3次元”の世界   分かりやすいさって大事ですよねー、スミちゃん。  
header
Avatar ダッソー・システムズ株式会社

~なぜ3Dエクスペエリエンス オン ザ クラウド?~ 共通言語としての3D

■コラボレーションに必要な共通言語になる“3次元”の世界

分かりやすいさって大事ですよねー、スミちゃん。

確かに、セバちゃんの性格って分かりやすい。顔に出やすいし、たとえスベッたとしても決してへこたれない、強いメンタルを持っていることもみんな知っているよ。

いや、そういうことではなくて…

じゃあ何なの?

この前引っ越しのために不動産屋を訪れたんですけど、図面が全部平面だったんで、部屋のイメージが湧かないんですよね。実際に家を見てもらうために、わざと分かりにくくしてるのかな。

そんなことはないと思うけど、確かに図面って2次元よりも3次元のほうが間違いなく分かりやすいな。

スミちゃん、2次元だって捨てたもんじゃないですよ。なかには2次元が大好きなアニメ好きの人もたくさんいるんですから。私の仲間内では…

ユイちゃん、ちょっと話が変な方向に行きそう…話を戻してもらえますか、スミちゃん。

そ、そうだな。例えば製品などが書かれた図面も、2次元図面を読み解く、イメージを膨らませるのはそれなりの知識と経験が必要に。設計者の人はもちろん理解できるけど、経営層やマーケティング部門の人、あとは現場で組み立てる製造の人などにイメージ通りに伝えるのは、当然3次元でのデータがあったほうがいいだろ?

それはおっしゃる通りですね。でも、わざわざ2次元データから3次元に表現し直すのは大変な気もします。

2次元の図面だけにMAP、MAP(アップ、アップ)といったところかな。

図面は「MAP」よりも「drawing」のほうが一般的かな。

確かにおっしゃる通りで。

まあ、セバちゃんのダジャレは置いておいて。3次元CADを使えば設計した製品形状がそのまま3次元で再現できるので、視覚的に完成図をとらえることができるようになるわけ。

そうか、CATIAで作成した3次元データを使えば、プレゼンテーションでも使えるし、デザインレビューだって容易に行えるように。設計で作成したデータがいろんな場面で活用できるんですね。

そうそう、データの有効活用という面で無駄にならないし、誰にでも伝わるという意味では「共通言語」として3次元データが使えるようになる。

フランス語は日本語と全然違うので、結構頑張って勉強しましたけど、3次元データは人類みな共通、言語が違う人たちにも視覚的に分かるというのはすごいですね。

しかも、CATIA 3DEXPERIENCE on the Cloudは、スマートフォンやタブレットなどでも手軽に3次元データを見ることができるよう、タッチ操作に特化した機能があるんだ。

そうなんだー。確かに現場にPCを持っていっていちいち見るのも大変ですしね。

マウスがなくたってビューワーの中で断面を切ったり寸法を測ったりできるので、とっても重宝するって評価も高いよ。

ちょっとやってみてもいいですか?おお、これは便利だなー。

だろ!まさに3次元データが関係者同士の円滑なコラボレーションに役立つわけさ。

CADがコラボレーションのツールになるなんて、考えたこともなかったですー。

CADだけに、「コラボレーション、あるから、大丈夫」の頭文字をいってCAD、というのは…

ちょっと苦しいなあ。

そのメンタルの強さ、俺から120点あげるよ。

あざーす。

●スミちゃん

冷静沈着にして物知り、社歴が長く製品知識も詳しい。徳島出身、普段は物静かだが、幼いころから阿波踊りに親しんでおり、祭囃子が聞こえてくると体が勝手に動きだす。年齢はシークレット。

●ユイちゃん

アニメ好きでオタク気質。気持ちは永遠の17歳、気持ちが素直なぶん、ツッコミが厳しい。本音トークを信条にしている。業界動向には精通しているものの、まだ転職して間もないため、製品知識は不足気味。

●セバちゃん

人間より牛が多いフランスの片田舎出身。鋼鉄のメンタルを持ち、得意?のジョークを飛ばしてウケないながらも周りを明るくする。いわゆる“スベり芸”の持ち主。一番の若手。

>> ユイちゃん、セバちゃん、スミちゃんが「3Dエクスペリエンスon the Cloud」を解説しています。こちらも併せて是非ご確認ください。

【バックナンバー】これで丸わかり!?クラウドトレンド座談会~全10回~

第一回:WHY CLOUD 第二回:円滑なコラボレーション 第三回:First PDM 第四回:協調設計 第五回:2次元から3次元に 第六回:設計資産の再利用 第七回:DMU/キネマティクス/コンポジット/パイピング/エレクトリカル 第八回:ジェネレーティブ・デザイン 第九回:設計CAE 第十回:バーチャルリアリティ

読者登録はこちら

ブログの更新情報を毎月お届けします

読者登録

読者登録はこちら