異次元の変化を知るには、言葉よりも体験(エクスペリエンス)。 【3DEXPERIENCE FORUM JAPAN 2019 直前対談・第一回】 ~ダッソー・システムズ日本法人トップにフォーブス ジャパン谷本有香が聞く~

 

>>3DEXPERIENCE FORUM Japan 2019 <<

 

10月8日、9日 虎ノ門ヒルズフォーラムにて開催

 

聞き手/谷本有香(Forbes JAPAN副編集長)
語り手/山賀裕二(ダッソー・システムズ株式会社 代表取締役社長)

 

 

 

谷本有香(以下、谷本) 山賀さんが社長に就任されたのが、一昨年の11月。昨年お目にかかったのは、それから半年経った頃で、当時は「とにかくお客様に会うと仰っていた頃でした。

 

山賀裕二(以下、山賀) そうでした。半年で300以上のお客様やパートナー企業の方にお会いしてお話を伺っていた頃ですね。ダッソー・システムズをどんな企業だと捉えていらして、何を期待されているのかを徹底的にヒアリングしました。

 

谷本 それから1年以上が立ちました。社長に就任されて2回目の3DEXPERIENCE FORUM Japanが目前に迫っています。今年のテーマは、インダストリー・ルネサンス――革命的な大変化ということかと理解しています。いま”“何が起きているのでしょうか。

 

山賀 一言で言うと「産業界自体の再生」です。いままでの工業化とはまったく違う次元で、経済や社会といった私たちの生活やビジネスの根幹にまつわる全分野で、成果物の構築手法がすべて刷新される。それほどの大変革だからこそ、”ルネサンス”と呼ばれるわけです。

 

谷本 ではなぜいま、”ルネサンス”が起きているのでしょうか。

 

山賀 まず従来のものづくりの「成熟」ですね。これはいい意味だけでなく、視点を変えればいままでのものづくりの手法に限界が来ているという見方もあります。

 

谷本 つまり”革命”とも言えるような大変革がなければ、産業全体の成長もない、と。

 

山賀 もちろん個々の産業や事業においては急成長している分野はあります。テクノロジーの急速な進化などは実に象徴的です。5GやIoTなど、今年から来年にかけて、ひとつの潮目を迎える技術革新の導入が加速しています。4Gから5Gへの移行は開発の現場を全面的にバーチャルに移行させられるほどのインパクトがあります。これは単に回線の高速化、技術の精度が上がるというレベルを遥かに超えた大きな潮目です。

 

谷本 連綿と続く技術がひとつの大きなキャズム(溝)を迎え、それを越えることでビジネスやサービスが新しい局面を迎える、と。

 

山賀 仰るとおりです。そして弊社ではつい最近、その開発プロセスをバーチャルで体験していただける「3DEXPERIENCEエグゼクティブ・センター」を開設しました。10月の「3DEXPERIENCE FORUM Japan 2019」でもセンターにあるような体験型デモを予定しています。よろしければ、一足先に体験されませんか?

 

谷本 それは興味深いですね。ぜひお願いいたします。

 

山賀 このセンターは、経営層に対して3Dを中心としたコラボレーションが企業の競争力強化や継続的成長に不可欠なものだということを理解してもらうために設置されました。弊社の3DEXPERIENCE がビジネスにどのような価値をもたらすか、その価値をお客様に実際に体感してもらう場として活用しています。

 

山賀 今日お見せしているのは、ドイツのプレミアム家電ブランド、「Miele」の開発をモチーフにしたビジネスシナリオです。“3DEXPERIENCEプラットフォームの上で会社の各チームがどのように連携し価値を高めていけるのかをご覧いただけます。コンセプトづくりから商品設計を含めたマーケティング。そしてデザインの中にどれだけの機能を盛り込むことができるかといった、部門や国境を超えたコラボレーションができる。いわば「バーチャル会議」「バーチャル出張」ができてしまうんです。

 

谷本 物理的な移動が発生せず、アイデアが温かいうちにリアルタイムでディスカッションができる。こうした複雑な3Dにおける開発がネットワーク上で実現できる……。このフロー自体が、働き方改革にもなりそうですね。

 

山賀 プロジェクトマネジメント機能はもちろんありますが、タスクに応じた現実的な予測もできます。寄り道をすることなく、”最適解”にたどり着くことができます。

 

谷本 「Miele」の場合で言うと、ポンプの圧力やコンデンサーの挙動など、どの部品が最適かも“3DEXPERIENCE”上で確認しながら進められるというわけですね。

 

山賀 そもそも「蒸気」を使うのは使用水量を減らすためのコンセプトです。すべてのパーツを組み込んだ上で、バーチャル上で”デジタルモデル”の洗濯機を動かすことができる。たとえば従来45リットル必要だった水量を13リットルに減らせるか、というシナリオ化での製品シミュレーションも正確に行うことができるんです。

 

谷本 おおまかな机上の試算でなく、実際のものづくりのフローに乗せた形で再検証できるのはいいですね。

 

山賀 また実機が生産される前に、その挙動を3Dモデルで確認できるのも重要なポイントです。営業やカスタマーサポートなどにとって、実機がなくとも操作系統やパーツの配置、挙動などが確認できるのは大きなメリットです。

 

谷本 製品開発の常識が大きく変わりそうですね。

 

山賀 さらにバーチャル3Dにはもうひとつ強みがあります。このVRゴーグルを装着すると実際に製品の内部を体感できたりもします。よろしければ、こちらも……。

 

谷本 ぜひお願いします!

 

 

\ 2019年10月8日、9日開催 /

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