Company NewsJune 12, 2016

Women’s INitiativeイベント :「介護とキャリアの両立」石川為都子さん 講演会

介護とキャリアの両立:デンツプライ三金株式会社 取締役人事本部長 石川為都子さん 講演会:Photoレポート
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介護とキャリアの両立:デンツプライ三金株式会社 取締役人事本部長 石川為都子さん 講演会:Photoレポート

ダッソー・システムズ株式会社は、世界各オフィスで、女性が輝かしく働くための様々な施策を、社員のボランティアで構成する「WIN」(Women’s INitiative)メンバー主導のもと、「社員全員が働きやすい環境づくりをボトムアップで!」を合言葉に、「職場環境」「子育て」「介護」の3チームに分かれて行っています。 その活動の一環として、先日~介護とキャリアの両立~をご経験・実現された、歯科材料会社の最大手、デンツプライ三金株式会社 取締役人事本部長の石川為都子さんをお招きし講演会を開催しました。

セミナーは2部構成で、第1部はWINメンバーによる介護の基礎知識をご紹介。第2部で、石川さんに自らの介護経験と、キャリアの両立・達成を語って頂きました。

家族で、お母さまの介護~お看取りに向き合いながら、キャリアも生き生きと両立・達成なさったご経験を伺う機会は、女性社員のみならず、男性社員にとっても貴重ということもあり、講演会場・遠隔地からの社内カンファレンスシステムを通じた参加者を合わせ、実に100名近くの出席がありました。

石川さんご自身のキャリアとの葛藤や、職場やSNSでのディスクローズを通して得られた知見や周囲のご理解とサポート、ご家族との意思決定のプロセス等、明日から実践できるTipsがたっぷりでした。

講演会後に行われたアンケートでも、「工夫次第で楽しく過ごせることがわかった」「具体的なイメージがわいた」など、大変好意的なフィードバックが得られました。また、漠然とした不安から一歩進んで、具体的な備えを検討するよいきっかけになったようです。

その他にも、

・元気なうちにインフォーマルな場で、どんなエンディングを迎えたいかを家族と共有しておいた方が、より良く、より自分らしく、家族らしく過ごすことができる

・介護に携わる自身の事情をディスクローズすることは、必ずしもキャリアにとってネガティブではなく、限られた時間の中で最大限のパフォーマンスを出すために必要不可欠な準備のひとつ

・介護やお看取りは、親離れ・子離れのエピローグ。子どもの不幸や苦労を気遣わない親なんて居ないので、究極の選択をしなくてはならないシチュエーションになった時に、「介護される人」と「介護する人」のどちらの幸せも都合も、蔑ろにすべきではない

・自分や家族で抱え込むのではなく、極力プロの手を借りるということは悪いことではない。家族にしかできない心の交流やケアに専念することで、むしろ介護される側にも介護する側にもかけがえのない良い時間をもたらすきっかけにもなりうる

など、様々な感想・コメントが寄せられました。

ダッソー・システムズ 株式会社では、今後も介護をはじめ、子育て、働く環境など、WINの活動を通じて、定期レポート・制度の提言など社内外への働きかけを行ってまいります。

これからもダッソー・システムズ並びにWINの活動にご注目ください!

(文:ダッソー・システムズWomen Initiative 神田・原)

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